

この数字、何だと思いますか?
答えは、1925が公立中学、2555が開成中学の授業数(3年間の主要5科目合計)です。
何と、中学3年間で600時間以上の差があります。
中学受験の熾烈な戦いを乗り越えた秀才たちが、趣向を凝らした質の高い授業を600時間も多く受けている。
この現状を、難関大学を志望する公立中学生はまず知るべきです。

やばっ…めっちゃ置いていかれるじゃん

もっとヤバいのあるよ

これは、Z会がまとめた中学受験の平均勉強時間。
小4、小5を2時間、小6を4時間で集計してみると、730、730、1460時間となり、3年間の合計勉強時間は…
2920時間!
塾での勉強時間を入れると、もっともっと膨れ上がりますね。
中学受験合格組は、これだけ勉強した上で厳しい入試も突破し中学校に入学します。
・【小学校】中学受験の平均勉強時間は、2920時間にのぼる(小4~小6の3年間)
・【中学校】公立中学と開成中学の授業時間には、3年間で600時間超の開きがある
↓つまり
(何もしないと)公立中学卒業時には、中学受験エリート組に3500時間以上差をつけられる

えっ?!これ追いつくのムリじゃない?

無理かもしれないけど、いま何をすべきか?はハッキリしたね!
というわけで… 鶏一家、動きます!

ここまででハッキリしたことは一つ。
ボーっと中学時代を過ごしたら、取り返しがつかないことになる。です。
完全に差を埋められなくても、高校での巻き返しに望みをつなげる程度までは出来るはず。
我々一家はそう考え、東大現役合格からの逆算で学習戦略を立てることにしました。

おれ、灘高いきたい
一家が逆算計画でワチャワチャやっている中、中1になったばかりの何も知らない息子「おにい」は、日本を代表する名門進学校「灘高校」を目指すと明言。
灘より偏差値が10以上マイナスの学校にも誰一人としてチャレンジしない地方公立中から、一体どうすれば合格できるのか?
どう考えても無謀な「鶏一家の高校受験旅」の始まりです。

あまりにも分からないことだらけなので、ネットをはじめ、塾の先生、学校の先生、周りの受験生の話など、のべ4000時間以上リサーチしました。
おにいの高校受験の結果は?
ここで高校受験旅を小説化しても需要はないでしょうから、サッと進めます。

正直、3年間で灘高に受かるより、6年間で東大に受かる方が簡単だと思います。
塾の先生がこのように比喩されていた、おにいの高校受験の結果は…
中堅私立校…特待合格
難関私立校(東大合格ランキングTOP30常連)…不合格
灘高校…受験せず
「灘受けてないんかい!」とツッコミが飛び交いそうな見苦しい結果をお見せして申し訳ありませんが、灘高の英語は過去問で平均点を上回るようになりました。
そして、中学時代に以下のような成果を上げております。
・東進数学特待生に認定
・中3の6月から8ヶ月間で、東進の数学講座を数Ⅲまで修了
・模試の最高偏差値…3教科71.8、数学76.1
また、高1の駿台全国模試で「京大A判定」が出ました。
東大理ⅠはまだC判定ですが、あと20点ほどでB判定なので、東大現役合格から逆算してもまずまずの立ち位置にいると言っていいでしょう。

やっぱり結果が出てくると勉強は楽しい
おにいの妹「むすめ」も、兄の経験を活かしながら同時進行中です。
このブログのミッション

志望校は一応、東大です。
公立中学時代の定期テストは480点超え!生徒会も部活も頑張り、地元の有力公立高校に進んだ優秀な生徒の多くは、東大を目指して頑張ります。
しかし、高校3年生になった時の志望校は、いつの間にか東大京大以外の旧帝大、もしくは地方国公立大学に下がってしまっている事も決して珍しくはありません。
その根本原因は、中学受験から始まる「受験全体の情報」が不足しているから。
先にお話した、中学受験合格組との「差」を公立中学の間に縮められなかったからです。

知らないで後悔しちゃう子を1人でも減らしたい!
地方公立中学からでも、受験全体の動きを意識してコツコツ準備していけば、中学受験合格組との差は間違いなく縮まります。
実際、おにいが「差」を縮めることに成功していますし、むすめも頭角を現し始めています。
我々一家もまだまだ受験の渦中。もっと情報を集め、試行錯誤して「差」を埋めていきます。
その中から使える情報のみこのブログに順次公開していきますので、塾のセールストークでもない、特定の地域の限定的なものでもない、受験全体の本質的な情報をもしお求めなら、ブックマークして読み漁ってみて下さい。

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・地方在住で十分な教育環境がない
・周りに難関大学を目指す人がいない
・このままで難関大学に合格できるかよく分からない
そういう生徒や保護者の方々へ、少しでも有益な情報として届いてくれたら嬉しいです。