難関高を目指すなら、英数は中2の夏休みまでに中学全範囲を終わらせましょう。
そんな話をよく聞きますが、これには私も完全同意です。
英数のような積み上げ型教科は、先取りすればするほど有利(高校でも、大学受験でも)。
難関高校を目指す人、あるいは近場の公立高校から難関大学を目指す予定の人は、1日でも早く中学範囲を終わらせてしまいましょう。
今回は、中学の範囲学習を一気に先取りできるオススメ教材を5つご紹介します。
いろいろ比べてみよう
今回おすすめする5つの教材を、まずは表で比較してみましょう。
スタディサプリ | 東進オンライン | Z会 | atama+ | スマイルゼミ | |
タイプ | はやい | はやい | AI | AI | AI |
先取り | フルオープン | フルオープン | フルオープン | フルオープン | 1つ上の学年まで |
特徴 | 5分授業 受け放題 | 質の高い授業 (45分×255回) | AI分析による 今解くべき1題 | AI分析で 土台単元を補強 | AI分析で 補講などを提案 |
月額 (税込み) | 2178円~ | 3278円 | 2380円~ | 塾ごとに異なる | 8580円~ |
備考 | 5教科パック | ・月コマ数に上限 ・英数パック | ・数学のみの月額 ・5教科セット有 | ・入塾必須 ・英数パック | ・専用タブレット ・9教科パック |
大きく2つのタイプ(はやい、AI)に分けて解説します。
どの教材を選んでも、最終的にはテキストでの大量演習が必要なのは間違いありません。
ここは一旦ザッと範囲学習を終わらせ、後でじっくり問題集で理解を深めるやり方のほうが、より短期間で仕上がるでしょう。
あまりじっくり進める時間がない場合は、「はやい」タイプをオススメします。
自分で進められる人は「はやい」タイプがオススメ
このタイプの教材が最も力を発揮するのは、分からない単元のみ解説授業を受ける使い方。
理解できたかどうかの判断が自分で出来て、どんどん進められる人におすすめです。
こういうサイクルを自分で回せる人なら、半年で中学数学3年分を終わらせることもできるでしょう。
スタディサプリ
リクルートが提供するスタディサプリは、ポイントを凝縮した5分授業動画が受け放題。
中学範囲はもちろん、高校範囲まで全て受けられるのが凄いですね。
高校受験直後から高校入学までの間に、一気に高校数学を先取りするのにも使えます。
東進オンライン
東進の授業は高いイメージがありますが、このサービスは非常にリーズナブルです。
要点抽出型のスタディサプリとは対照的に、こだわった概念説明や、大学受験から逆算された解説など未来につながる本格授業が魅力のサービスです。
むすめもお試しで授業を受けましたが「分かりやすい!面白い!」と言っていました。
土台からキッチリ積み上げるなら「AI分析」がオススメ
苦手やつまづきを見つけるのが苦手。分析する時間も無いし、めんどくさい。
そんな時は、AIの力を借りるのがオススメです。
最近のAI教材は非常に優秀。苦手ポイントを的確に指摘してくれますので、目の前の学びに集中することができます。
Z会
要点解説→問題演習を各単元ごとに繰り返すことで定着を促します。また、分からない所は質問や添削をお願いできるのがいいですね。
問題は段階的にレベルアップするようになっていて、考えさせられる良問揃い。知識だけでなく思考力も身につきます。
演習状況をAIが分析し、今自分に必要な問題が出題されるようになっているから、目の前のことに集中すれば着実に実力がつく仕組み。
密度の濃い学習を求めるなら、超オススメの教材です。
atama+
むすめはコレで範囲学習終わらせました。
創業4年で82億円もの資金調達に成功し、開発されたのがatama+。
資金力は開発力。さすがのAI機能です。ちゃんと解けないと次に進めませんし、間違いが多ければ小学生の単元まで戻されることもあります。
塾に入らないと使えないですが、手持ちのスマホやタブレットでいつでも受講可能。範囲学習を速攻で終わらせる目的ならオススメできます。
スマホでゴロゴロしながらでも解けるので、むすめも気楽に進めていました。
結局、彼女は3ヶ月で英数2科目の中2、中3全範囲をクリアできたので、3ヶ月分の月謝を払って退塾しました。
スマイルゼミ
「一太郎」などのソフトウェア会社として有名な株式会社ジャストシステム。その技術力を駆使して、スマイルゼミが開発されました。
手書き前提の専用タブレットで、繰り返し解き直すことが可能。
解いた結果をタブレットが全て分析して、今やるべき問題を提案してくれます。
さらに模擬テストも定期的に受けられ、その結果を分析した補強講座でさらなる定着が狙えます。
結局、どれを選ぶべきか?
ここまで紹介した中で、ピンと来た教材はありましたか?
どれにしようか決められない…。そんな時は、勉強スタイルで判断してみるのもオススメです。
例えば、↓こんな感じで。
無料体験や資料請求など、気軽に一歩を踏み出せる教材がほとんどなので、軽く一歩進んでから比較してみるのもいいかもしれません。
ちなみに、むすめの場合は、
・塾に縁があった
・スマホを触るのが大好き
・家で勉強できる
そんなタイプだったので、スマホでも、家でも、いつでも勉強できるatama+にしました。
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